まとめセッション

2010年10月24日 10:00-14:00  小田原駅地下街跡地

まずは、武蔵野美大、東京芸大、シカゴ美術館付属美大の学生によるオープニングパフォーマンスで開会。
野中ともよさんをナビゲータに、加藤小田原市長ご参加のもと、盛りだくさんのプログラムが展開しました。

  • 1)G11小田原評定の11のグループからの前日の議論の成果報告
  • 2)「小田原モデル」の発表
  • 3)2つの緊急提言 「環境」と「アジア」
  • 4)「ローカルサミットデザイン」についての報告
  • 5)ローカルサミットのテーマソング「夢はあざやかに」のお披露目
  • 6)次回開催地の発表

1. G11小田原評定の11のグループからの前日の議論の成果報告

前日の4時間に亘る議論の内容を「新しいものさし」と「小田原ならできること」という形にまとめたもの報告がありました。

2. 「小田原モデル」の発表

上記の11のグループの議論の内容とそれをまとめていただいた「新しいものさし」「小田原ならできること」はすべて関連・連環していました。事務局では夜を徹してそれらを紡ぐ作業を行い、六つの文章と一枚の絵にまとめました。それを小田原モデルとして発表いたしました。

3. 2つの緊急提言

G11小田原評定での議論の末、ふたつのグループから緊急の提言をしたい旨の申し出があり。急遽取りまとめることになりました。
ひとつは、いのち巡る「環境」グループから、もうひとつはいのち拓く「アジア」グループから。内容は以下のとおりです。

※pdfになります。

4. 「ローカルサミットデザイン」についての報告

3回目を終え、次回から(少なくとも)10回目につなげるためのローカルサミット開催のハンドブックとなるべき「ローカルサミットデザイン」について事務局より説明がありました。内容はこれからブラッシュアップされ次第、随時WEBサイトで発表されます。
詳しくはこちら

5. ローカルサミットのテーマソング「夢はあざやかに」のお披露目

小田原商工会議所青年部のOBによるご縁満開一座による「夢はあざやかに」の演奏があり、この歌をローカルサミットのテーマソングとすることに全員で肩を組んでの大合唱を以って賛同の意が表された。

6. 次回開催地の発表

第4回の富山・南砺開催が高らかに発表されました。富山-南砺関係者の北野さん、吉田さん他が登壇し力強い挨拶があり、鈴木第3回実行委員長よりバトンに代わりに「竹ものさし」と「スタッフジャンパー」が手渡された。

このまとめセッションの会場には、敢えて、小田原駅地下街跡という経営破たん後3年半放置されたままの場を選びました。また、同時同会場でのマルシェ・ジャポン・キャラバン開催(23・24の2日間開催)にも挑戦しました。まとめセッションのステージとイスのすぐ横には、地場産の野菜、水産物、加工品やアートクラフトの店が40ブースほど並ぶという大変ユニークな設えになりました。マルシェ・ジャポン・キャラバンには2日間で2万人を超える人出があり、その中で展開する250名が真剣な顔で聞き入るローカルサミットのまとめセッションで、本当に久しぶりに地下街が活気を取り戻した2日間でした。これをきっかけに志民主導に地下街再生のプロジェクトが動き始めそうです。